アルペンラリー・レポート

 2日経ってしまったが、ちょっとアルペンラリーを思い返してみよう。
 (長いぞ(笑))


 まず土曜は昼頃起き出して、飯を食ったり何だかんだとしているうちに出発は予定の2時を過ぎ3時頃になってしまった。(^^;) 久々に環8を使って関越自動車道に乗る(何年振り?)。さすがに環8は混んでいたが高速は順調に進み、宿に着いたのは19時頃。この頃雨がポツポツと降ってきてたので、翌日が心配になる。翌朝は早いので、とっとと風呂入って寝ました。
 当日朝は6時前に起床、こんな早起きも久しぶりだ(笑)とりあえず雨は上がっていたので一安心。まぁ宿のご主人によると会場の辺りはまた天気が違って、こちらのように雨は降ってなかっただろうということだったが。コーヒーを一杯だけご馳走になり、出発。
 会場の駐車場に無事着くと、すでに結構な台数がいた。しかも圧倒的にスバル車率が高い(笑)そして駐車場から会場まではリフトに乗ったが、これまた久々(しかも雪の無い時期に乗ったのは子供の頃以来)だった。板も履いていないのに降りる直前に足を必要以上に上げてしまうのは、悲しい性か?(笑)
 コースオープンまではまだかなり余裕があったので、途中のコンビニで仕入れた朝飯を食ったり展示車とか故ポッサム・ボーン関係の展示とか眺めながら時間を潰す。
 9時コースオープン。早速観覧ポイントを目指す。事前に配られたコース図を参考に面白そうなポイントを探すのだが、さすがに一番人気のポイントはすでに人が一杯。なので次点のポイントへ行ってみると、なんとか二人分のスペースがあったのでそこに陣取る。なかなか良さそうなポジション(後々実は最高の場所だったのではないかと思うことに)だが、あいにく日陰になっていて結構寒いのが難点…
 10時にいよいよウォームアップ走行が開始になり、各車がコース上に姿を見せました。残念ながらペター車はサービスでウォームアップらしく(やはりWRカーだとその辺も違うんだろうか?)本番までお預け(^^;) が、その他の車達は元気一杯にパフォーマンスを見せてくれました。タイムを気にする必要が無い分面白かったかも。
 そして本番、まずは1本目。初めて生で見るペターの走り!まず何と言っても迫ってくる音が違う。観戦ポイントの手前で丁度我々の頭上に位置する辺りにもコーナーがあって、そこへ進入する時の音がまた迫力ありました。そしてまた手前でチラっと横切るのが見える箇所があるんだけど、そこの通過スピードが他車と全然違って文字通りアっという間。そしていよいよ我々の陣取るコーナーへ侵入…なんだけど、確かに速い、速くて鋭いんだけど、あまりに車の性能が良すぎてパフォーマンスという意味では面白味に欠けるというジレンマ(爆)まぁ贅沢言っても仕方無いですな。その分2番手新井選手が頑張ってくれてました。凄い勢いで進入してきて迫力のドリフト!と思ったら勢い良過ぎたのかちょっとオーバーラン(笑)後輪がコース外の土を削っていきました(もうちょいでガケに落ちるかという位 ^^;)。これにはギャラリーもヤンヤの大喝采でした。
 他の選手達もサービス精神旺盛に、ドリフトとかインカットとか魅せてくれ楽しかったです。また今回ほとんどがインプレッサとかランエボばかりの中で、86レビンとか極めつけは510ブルーバードなんて懐かしい車まで登場して和ませてくれました。
 全車一巡の後、続いて2本目スタート。今度は各車のパフォーマンスに点数を付けるという催しが開かれました。(^^;) 実はこの観覧ポイントにはオフィシャル・ブースが設けられていて、何とそこにあのモンスター田嶋氏が、司会というか実況役というか盛り上げ役というかで居てくれたのです。ということで実は一番良い観覧ポイントだったんじゃないかと思います。
 2本目終了後にはいったん休憩。同時に中央広場でWRC2003ウィナーのペター・ミルズ組とPCWRCで惜しくも優勝を逃したものの大活躍だった新井・トニー組を迎えてのトークショーが開かれた。この後このドライバー二人への同乗走行が当たる抽選会があったのだが、当然のごとく外れ…グッズ販売を物色したりサービスパークでWRカーを眺めたりと時間を潰す。
 3本目は最初一番人気のヘアピンコーナーで観ようかと思って場所まで取ってたんだが、ゴール直後のパフォーマンスや終了直後のイベントが見たいと思いゴール付近の観覧席にポイントを変更。実はゴールの観覧席挟んで反対側はスタート地点にもなっていて、スタート前のペターや新井なんかが結構間近で堪能できるので、絶好のポジションであった。それだけに人も多くて大変だったけど、この判断は正解だったかと。
 ゴール直後はもうオフィシャルカーから0カーから全車ドーナツターンを始めとする大パフォーマンス大会で凄いことになりました。(^^;) 走り終えた選手一人一人のインタビュー後、また去り際のパフォーマンスで盛り上がった後イベントは終了です。最後の最後でペターのやってくれたお約束ハコ乗りターンが人垣で見えなかったのがちょっと残念(;_;)
 まぁそんなこんなで後はお約束の事故渋滞・料金所渋滞を経て帰宅した次第です。初めてのラリー観戦が本格的な競技イベントではなく、あくまでラリー・ミーティングというイベントである意味良かったんじゃないかと思います。来年の参考にも一応なりました。日本発のWRCまで残り一年弱、楽しみに待ちたいと思います。

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