ゲームインターフェース一考

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 Xbox 360のマンマシンインターフェイスは根本改革へ

たしかにXboxのコントローラはいただけない(笑)とは思うが、最近のこの流れには個人的にちょっと懐疑的。
まぁ一つの形としては全然アリだと思うし、こういう新しい技術が出てくるのにはワクワクする気持ちもある。
んがしかし、一般的なUIや体感ゲームみたいなジャンルの一つに利用されるのは良いとして、もしこういうのが主流になってしまうとしたら、私は激しくガッカリするだろうと思う。


少なくとも従来型のゲームをこういうインターフェースでプレイしたいとは思わない。
それは従来型のコントローラありきで開発されたもので、新しいインターフェースには向かない面が多いから。
逆に言えば、多分新しいインターフェース向けに開発された将来型のゲームを今のコントローラでプレイしても楽しくはないだろう。
つまり当然向き不向きがあるってことですね。そんなことはゲームメーカも承知だろうけど。
私は従来型のゲームが(全てではないが)好きなので、今後も出して欲しいと思う。
他に懐疑的になる理由としては、こういうのはコントローラだけが変わっても片手落ちになったしまうと思うから。
今の平面で小さな画面の上で、昔に比べれば格段に高品質になったとはいえ、本当にリアルになったとは言いいにくいグラフィックや動きで表現された映像とのコンビでは、おそらく本当に目指したいと思う所には到達できないだろう。
あくまでゲームなので、全てが現実のようにリアルである必要は無い(むしろ記号的なものは残す必要がある)と思うが、例えば少なくとも映像は立体的に見える位ではないとバランスが取れないような気はする。その辺は現在の技術ではまだまだクリアするのが難しい問題だ。
んー、以前からWiiに始まるこの手の話題に何とも言えない違和感を感じていて、今回こんな風に思わずコラム記者のような気分で薀蓄してしまったが、結局上手くまとめられない自分が恥ずかしい・・・(と言いつつ言いたい事のある程度は出せているのでこのまま掲載しちゃお ^^;)

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