ロード・オブ・ザ・リング

 一部ではサッカーW杯予選放送で盛り上がってた(と思われる)中、「王の帰還」を観てきました。会社帰りに行ったので、さすがに終わったら22時を過ぎていた。(^^;)
 一言、とうとう完結したか…という感じです。
 サムの泣かせるシーンは、さすがに少々お約束的な感じがしてきて、前ほど泣けなかった、というか全体的に話が怒濤のように進んで行くのでその余裕が無かったというか。まぁそもそも私にとっての泣かせ所は(原作読んだ時もそうだったけど)その辺ではなく、やはり事が終わった後の戴冠式のシーンで一番気持ちが盛り上がりました。(^^;)


 3時間超という上映時間は映画としては長いけど、やはりこれだけでは原作のストーリーは全部追えない訳で、当然今回も色々カットされたり変更されたりしているシーンがありました。まぁ変更された部分は映画化としては仕方ないという感じで許容範囲だったが、カットされた部分については前2作同様「あそこカットされたらこのシーンの意味良く分からんのでは?」という感じの所も何ヶ所かあった。果たしてエクステンデットエディションでどの程度フォローされるのか…
 逆に予想外に追加されていたシーンもあった。原作ではそれこそ最初の方に登場する、ゴラムがまだスメアゴルだった頃のエピソード。ここでは声とアクションを担当したアンディ・サーキス本人が出演してました。
(追記:勘違いしてました。このエピソードが載っていたのは「ホビットの冒険」でした(^^;)ゞ)
 それで改めて思ったのが、このゴラム/スメアゴルというキャラクターの見事さ。もう分かってても全然CGだなんて思えない。その位自然で存在感と生命感があります。はっきり言って、この映画の成功はここにあると言っても過言では無い気がする。
 それとホビットやドワーフといった小人族を上手く小さく見せた演出の勝利でしょうね。

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