田中芳樹の「アルスラーン戦記」シリーズ、何か2巻1冊収録で新装版(?)が出てたので読んでみた。和製ファンタジーは分かりやすくて軽く読める点が良い。(エディングス辺りのしっかりした作品もそろそろ読みたいが…和訳出版してくれー!(T_T))
ちょっとこの作品は話が散漫になり気味で今ひとつのめり込めなかったり、主人公脇にいる英雄キャラ達の強さが少々便利過ぎるきらいはあるけど、まぁまぁ面白かった。
しかし、これって10年以上前と凄く古いシリーズだったのね。しかもまだ終わってない、ていうか新刊なかなか出てないし…キマイラやガラスの仮面なんかとどっちが先に終わるだろう、ていうか終わるのか?(笑)
「ダーウィンの剃刀」あのハイペリオン著者ダン・シモンズの現代サスペンス・フィクションもの(と言うのだろうか?)。
内容的には推理小説的な要素とアクション的要素がほどよくミックスされた感じで科学考証とか銃器関係の描写もしっかりしてて、私にとって少し新鮮な感じもする面白さだった。
あと特徴的なのが車に関する描写で、作者も乗ってるアキュラNSXに始まり結構日本車を含め車が登場しこだわりも見られる。ただし、どうやらこの人はスポーツ車のしかもオンロード志向(端的にはアキュラNSX最高!な人 ^^;)らしく、作中でスバルをへっぽこ呼ばわりしてるのが減点(笑)
で、現在中休みとして軽くTRICK新刊(文庫本)なんか読んでみてます。その後は家人お奨めの「宇宙消失」を読む予定。