随分時間が経ってしまって今さらなんだけど、このツールの存在価値がやっと分かりました。
というか、以前のエントリーに対する自己ツッコミなんですが、従来自分が好んで設定していたフォントってのは、TrueType Fontと言いながら、実際はビットマップフォントが表示されていたって事なんですね。
例えばWindowsの「MS ゴシック」とかだと、通常使用されるであろうフォントサイズ(14pix等)はビットマップフォントとして埋め込まれているため、これが使用されると。
これがくっきりして綺麗に読めるというのは、ある意味当然でした。
一方この埋め込みビットマップフォントが無い場合は、アウトラインフォントをWindowsのフォントレンダラによって表示されますが、この描画品質が酷いという。
私が以前のエントリーで
と書いていたのも、そういうことだった訳ですね。
ほんと何を今さら・・・って感じではありますが。(^^;)ゞ
で、gdi++。当初の路線から状況が変化していて(当初の方法ではやはり不都合があるというか限界があるという事で)、現在はFreeType2というフリーのフォントレンダリングエンジンの利用に移行しています。
確かにこの方が描画品質は良いようです。
ただし、相変わらずまだまだ開発途上ということで、動作が不安定性とか処理負荷が高いとか表示が崩れる事があるとか、色々不都合もあります。
とは言え、やはりアウトラインフォントの描画品質についてはかなりの差があって魅力的です。
私の現在の仕事の作業環境では何故かWindowsのアンチエイリアシングも掛からないため、とりあえずFirefoxにだけ適用して使ってみてますが、非力なマシンでは動作が重いというのが難点。サイトによっては相乗効果でか非常に操作性が悪くなったり。
今後に期待です・・・