gdi++

gdi++.dll は、Windows のシステムファイルの一つ、 gdi32.dll の動作を横取りし、文字描画を担当する API をオーバーライドすることで、フォントの表示品質を改善します。

最近巷で話題になりつつあるフリーソフト。
2chのスレッドを中心に何人かでよってたかって開発しているようだ。
どんなものかは上記サイトを見れば大体分かると思う。(先日窓の杜でも取り上げられた
個人的に技術的には面白いなぁとは思うものの、フォント表示に関しては特に不満を感じた事がなく、無用の長物という印象だった。
かえってWindows標準の表示の方が文字がはっきり認識できて好ましいと思う位だ。
(ただ、サードパーティやフリーで公開されているTTフォントを使うと表示が汚くなる場合があって、その点は不満に思っていた。ただ、これはフォントデータとフォントレンダラとどっちが悪いのかよー分からん)
なんだけど、試しに常用WebブラウザであるFirefoxに使ってみたら「結構いいじゃん」と思った。(^^;)


通常のテキストエディタとかメーラーとかttPageなんかでは、やはり標準のくっきり表示が自分では最適なのは変わらないけど、同じテキスト表示なのにWebブラウザでは何故そんなに印象が変わってくるのか自分でも良く分からない。
多分テキストばかりじゃなくイメージ等も混じった整形レイアウトで表示される事が関係するんだろうとは思うけど。
ただ、やはりこれを使う事によって微妙にではあるが表示や動作がもたつく感じはする。
古いバージョンではWin2000だとそれこそ機能的にも全然使い物にならなかったのだが、最近のバージョンでは色々改善されてとりあえず普通に使える位にはなってきた。
ただ私が会社で使っているPCはちょっと古めでスペックが低めなため、若干ではあるが重く感じられるという感じ。
あと、メニューやダイアログ等コントロールの文字にまで効果が効いてしまうのが、ちょっと余計かなと。
仕組み上仕方ない所ではなるのだが、オプションか何かで対象外にできると嬉しい。
まぁ許容範囲の内ではあるので、しばらく様子を見ながら使ってみようかと思う。

コメント

コメント(1)

  1. まにてん堂 on

    gdi++ その後

    随分時間が経ってしまって今さらなんだけど、このツールの存在価値がやっと分かりました。 というか、以前のエントリーに対する自己ツッコミなんですが、従来自分が…

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