「ローグ・ギャラクシー」レビュー

移動、戦闘、イベントが間断なく繰り広げられていくことに驚嘆

ローグ・ギャラクシー、先週クリアしました。
一応エクストラダンジョン(幽霊船)を1回クリアして最強武器も全員分揃える程度にはプレイしてます。ファクトリーでは1/4程度のアイテムは作りました。インセクトロンはほとんどやってません。
ということで、上記の記事に乗っかる形で少しレビューをしてみようかなと。
その分普段より細かくて長くなった(笑)


とりあえず1個ちょっと突っ込んでおきたい点が。
冒頭の紹介文で「ローディングなしにあらゆるシーンがつながっていく」と紹介しているが、それはちょっと語弊がある、というかさすがに間違いでしょう。
と思ったら、下の方で一応説明が書かれてた。けど、冒頭の紹介でこういう煽りぽい書き方するのは関心しない。
では、順番に・・・(長いよ ^^;)
☆ビジュアル面について
この辺は記事の通り感心できる仕上がりになってると思った。
キャラクターの影が簡易化されてるけどちゃんとリアルタイムに表示されてたり、「ワンダと巨像」で話題にもなった空気感の表現の一つとして、暗い場所から明るい場所へ移る際の光のハレーションとかも表現されている等、頑張ってるんじゃないかと。
☆戦闘について
確かに分かりやすくて扱いやすい操作系だと思う。が、それ以上感心するような所は無かったかも。
サジェストはまぁ助かる場合もあるけど、便利というほどではないという感じ。逆に邪魔に感じる場合もあった。オフにもできるが、それだと寂しいというか味気なくなっちゃうのでオンにしてました。
ちなみにアクティブボイスと言って、フィールドではキャラクター達が勝手にしゃべるんだけど、これがあまりパターンが多くないものを何回も繰り返し聞くことになる上、やはり状況に合ってない事を言ったりもするので、これまたうるさく感じたりもする。でも、サジェスト同様オフっちゃうと戦闘中のボイスまで無くなって凄く味気ないプレイになってしまうので、これまたオフれないという感じでした。
チェインアタックモードについては記事の感想と同意。ちょっと余計だったかも。ただ、ランダムに発生する時間制限付きのチャレンジモード時、チェインアタックが発生するとその間時間カウントが止まるので助かる場合はある。
戦闘中にメンバーチェンジができるというのは良かったかも。ただし、これも操作性が良いとは言えない。同様に戦闘中メンバーチェンジできると言えば、FFXのシステムは良かったな。
そして「装備変更の操作が煩雑」という点、前にも書いたがこのゲームの大きな不満点の一つである。これのせいで戦闘の楽しみがかなり削がれてしまうという面もあった。
さらに言うと、戦略性という面がこの装備変更程度でしか活かされてない気がした。
メンバー変えてもあんまりやること変わらないし。(最近そういうゲーム多い気が…)
全般的には単調というか、基本的に力押しで行けちゃう、みたいな。
☆あと記事では触れられてないけど、戦闘時にはバグに遭遇することがあります。
私が遭遇したのは致命的とまでは言わないけど、敵が壁の向こう側へ入り込んでしまって、直接攻撃ができなくなってしまうこと。一応アビリティとか使うとダメージ与えられたようなんで、何とか助かった場面が何回かありました。
またバグではないけど、戦闘中の「逃げる」がヘタレ。
戦闘中にプレイヤーキャラがある程度戦闘領域から離れると自動的に逃げるか続けるかの選択が出てきます。この時「続ける」を選ぶと、キャラが少し戦闘領域の内側に戻されて戦闘続行する。
これがちょっとクセ者で、特に○ボタン攻撃だと敵が少しずつバックするため、意図せず逃げる範囲に達してしまうことが結構多い。
その度に選択が表示される事自体鬱陶しいのだが、地形によっては段差に敵がはまってしまい、(続行選択時の位置戻しも手伝って)直接攻撃ができなくなってしまうという、前述のバグと同様の状況に陥いることもあってイライラすることがありました。
☆武器合成について
記事では「必須でないサブの要素」とか書かれてるが、これには同意できない。はっきり言って必須。
一応話が進むにつれて、ショップからも新しい武器が買えるようにはなるが、そのタイミングは遅すぎじゃないかと思う。そして実際買える種類も少ない。
他にごくたまにダンジョンの宝箱からも入手できるけど、やはり今いちタイミング遅い気がする。
なもんで、適時ある程度でも使える武器を持ちたかったら、積極的に合成する必要があります。って、記事でもそう言ってるな。それでもサブ扱いなのか・・・
ここで一つ注意しないといけない事があります。
これも前に書いた大きな不満点の一つで、電源オンからプレイスタートできるまでにかかる時間が非常に長いこと
このために、こういう合成等やる上で必須と言える試行錯誤が激しく鬱陶しくなります。
合成のタネには当然限りがあり、また量的にも試行錯誤には十分では無いため、どの材料から何ができるか、あらかじめ知ってでもない限り当然やり直しの必要が出てきます。
このゲームでは「やり直し」=「本体リセットで再スタート」な訳で、とてもじゃないけど何回も繰り返し試行なんざやってられません。
ということで、私は合成はゲーム半ばから全面的にWeb上の攻略情報頼りでした。(^^;)
☆インセクトロンについて
個人的には全く余計。1回だけ参戦してみたけど、それで十分て感じ。
ここだけで取得できるアイテムに関しても、それほどうま味を感じなかったので、スルー。
☆ファクトリーについて
自分でアイテムを開発できて、出来上がったアイテムはその後ショップに並べられるようになる、というのは面白い要素だとは思った。
装置を組むのもパズル的でつまらなくは無いんだけど、ちょっと煩雑(これまた操作性の上でもちょっと…)で、それほど楽しめるものでは無かった感じ。
ただし、これで開発しとかないと入手しにくい(宝箱からしか出ない)アイテムなんかもあるので、ある程度はやっとく方が良い。
☆ダンジョンについて
記事の「ダンジョンにも飽きさせない工夫がほしかった。」というのには激しく同意。
個人的には景色が変わり映えしないというだけでなく、何か無意味に長い通路とか無理矢理複雑にしようとしてる感じの部屋の繋げ方とか、構成もちょっと気になりました。
まぁ昔のダンジョン系RPGを彷彿とさせる、という見方もあるかもしれないけど(笑)
どうやら開発側でもここは反省点として捉えているようなので、今後に期待という所でしょうか。
☆その他
記事では取り上げられていない件について少々。
アイテム類が貧弱な印象。特に装備に関しては防具という概念が無いので非常に物足りなさを感じました。
またレアアイテムというのの存在にも疑問。何のためにあるのかさっぱり分かりませんでした。
アイテム絡みと言えば、これまた操作性の話で、戦闘後に取得したアイテムなんかが持ちきれなかった場合の操作が面倒。ほとんどが捨てる事になるので、別に「アイテムが一杯なので取得できませんでした」で構わなかったと思う。
それと、システム周りの話ばっかりで全然触れられてないストーリーに関してなんだけど、やっぱり何か薄いですよ。プレイ時間(100時間超)の割にはストーリー展開にどうしても物足りなさを覚えます。前にも書いた行動範囲も狭いという印象にも通じてます。
プレイ時間が延びたのは一重にダンジョンの冗長さと武器合成のせいと言えましょう。
最後に言いたいのは、クリア後のエクストラダンジョンで無茶苦茶ボリュームの大きい(幽霊船を100階層進む)のがあるんだけど、んなのやってられっかい!な感じ。しかもそのご褒美のショボさと言ったら・・・・・(;_;)(キサラの水着コスチュームなんざいらんもん)
あとゲーム性に関係無いけど、防空頭巾親子(サイモンの妻娘)とMIOの存在が超うぜー!(笑)
ということで、記事では「いくつか気になる点もあるが、見るべきところが多い」とまとめているが、個人的には逆に「見るべき所もあるが、それより不満点の方が気になった」という感じ。
とりあえずクリアして気が済んだので、買い取りが高い内に売る事にしました。(^^;)

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