文庫e-Book

 最近CLIEでデルフィニア戦記の続きを読んでいる。いわゆる電子書籍、e-Bookというやつである。
 この文庫の続編が来年年明けにならないと発売にならないようで「それまで待ってられん!」と思ったのだが、かと言って割高感の大きい新書版を買う気にはならず、近所の古本屋でも見つからない…で、文庫の巻末に出版元である中央公論社からe-Bookでも提供されているとあったので、この際試してみようと思った訳です。
 最初はPC上で読むことしか考えてなくて、PDF版をとりあえず1巻分買って読んでみました。これはこれでそれなりに読みやすいし、認証登録(アクティベーションという)さえすれば複数のPC上で読めるので、外にファイルを持ち出して読むことも可能。ただし当然PCが無いと読めない訳で、今までのように外で暇な時間に読むということができないのが難点。
 でもそういやCLIE持ってたじゃん、と気づきPDA版で読んでみることに。というか、実は最初自分のCLIE(TJ25)では読めないかと思ってたんだけど、どうやら対応ビューワもあって読めることが分かったので、残り最終巻まで購入。
 ということで、もうすぐ読み終わるという辺りでのe-Bookについての感想など。


 PDAだと(特にTJ25のようなコンパクトサイズだと)ページ数の多い本でも厚さを気にしなくとも良かったり1台で複数冊分持って歩けたりで、携帯性という面では有効ですね。
 ただ、表示解像度のせいもあって文字サイズと表示文字数の関係で、あまり読み易いとは思えないです。まぁ慣れれば多少気にならなくはなりますが。あとバッテリー切れが気になります。とりあえず日常の範囲では大丈夫そうだけど、出張とかで長時間移動の際に読む時なんかは微妙かも。
 あとは気分的なものですが、何だかんだ言ってやはり文庫本はあの本としての体裁で読みたいと思いました。(^^;) 手と目に馴染むというか、これも慣れですかね。
 できればSONYのLIBRIeがサイズと形状の柔軟性的に文庫本並になると、私的には理想的な感じです。

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