IVR展2004

 昨日IVR展というのに行ってきた。(ITmediaPC Watch
 毎年出展内容にはその年その年の流行というか傾向が見られるが、今年は3Dディスプレイ装置の出展が多かった気がする。特に裸眼立体視ディスプレイがそこここのブースで展示されていた。その主流はやはり液晶モニタとの組み合わせで、以前は個人的にあまり評価していなかったが、今回はそれなりに見やすいものも見受けられました。でもやっぱりそういうのは、ちょっとお高そう(^^;)


 あと1つ気づいたのだが、どうやらこの裸眼立体ディスプレイで立体映像を見る時にも、従来の印刷されたステレオ画を立体視する時の平行法が役に立つようだということ。ちょっと見にくいなと思ったら、少し平行法で立体視する時のような感覚で見ると像がはっきりとして立体感も感じられるようになることがあった。そんなコツがあったなんて…
 他に1つ注目だったのが、眼鏡式の立体視装置でも従来の偏向フィルター方式じゃない新しい手法のやつ。これは左右で異なる色波長に対するフィルターを掛けるというもので、偏向式と違って頭の傾きも関係無いし、より明るくはっきり見える上に眼鏡もスポーツ用サングラスみたいでかっこいい(笑)
 しかしアレだ、こういうVR技術の需要が医学業界に多めだからか、これらのデモにそっち系の映像を使ってる所が幾つかあったのだが、あれはどうかと思うな。だって手術してる所の映像を立体で見せられたら、普通の人は引くでしょう…実際「もっと気持ちいい映像にしなよ」と文句言ってるお客さんもいました。私は結構興味深く見せていただきましたが(笑)

コメント

コメントする