J1第11節対浦和戦

何故か対浦和アウェィ戦に強い川崎。(逆にホームで勝てないが・・・)
前節アウェイ横浜に負け、続くACLアウェイ天津戦も厳しいゲームで敗れるという嫌な流れだったが、直前の非常にラフな超アウェイ戦という状況を経験していた事が幸いだったのか、同じくアウェイながらも雰囲気的には良い状況の中で選手達も(疲れていただろうが)のびのびプレイしていたように見えた。
相変わらず失点シーンについてはガッカリな点もあるが、何よりあの状況で勝ちきれたのが大きい。
怪我人やカード累積ペナルティも出てきているが、これで終わりにせず上昇気流に乗っていってくれればと思う。
それはそれとして今日のニュース記事を見ると、2点目の元になったPKの判定について「微妙な判定」と記している記事が多かったことに少々憤りを覚える。(J’Goalのレビュー記事でまで「際どい判定」とかされてるし・・・)
確かに闘莉王はボールに行ったつもりだろうが、そこはジュニーニョのスピードが勝ったためか結果的に遅れてまともに足首に入る形になっていた。
浦和サイドから見れば微妙と言いたくなる気持ちは分かるが、客観的に見ればファールと取られておかしくないケースだろう。(むしろイエロー貰わなくて良かったんじゃ?)
場所も完全にエリアの中だった。
あの場面はTV中継でも自慢のハイスピードカメラで結構分かり易いアングルで撮られたスーパースローなプレイバックも流されていて、それを見れば一目瞭然のはずが、記者達は見ていないのかこぞって「微妙」という表現を使うことに個人的には不思議にさえ感じる。
やはりそう書いた方がドラマティック/面白い内容になるということなのか?
逆に全然話題になっていないのがこれまた不思議なんだけど、終了近くに浦和の選手が倒れたか何かでプレーを切るため川崎がボールを外に出した後、浦和のスローインから普通ならキーパーに返すなりゴールラインの外に出すなりで川崎ボールに返す所を、スローインしたボールを浦和の選手が一応はゴールライン方向に蹴ったものの、もの凄いボテボテした勢いで途中で止まってしまい、そこに浦和のもう一人の選手が近付いてさらに外へ蹴るのかと思いきや、自分のボールにしてプレーを続けてしまった場面。
確かにルールとして明文化されている訳ではないけど、こういう時に相手にボールを返すというのは世界的な共通のマナーでもあり、いくら負けてる状況とはいえ浦和側のあの行為はプロスポーツマンとして恥ずかしくないのか?と思った。
しかもその流れで何故かヴィトールが退場食らっちゃうし・・・納得いかんなぁ。

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