プログラムソースに適した表示フォント

プログラマーである Maas-Maarten Zeeman 氏は自身のブログで「プロポーショナルフォントは等幅フォントよりも 14 % 速く読める」との研究を例にあげ、プロポーショナルフォントの使用を勧めている。

おそらくこれに同意できるプログラマはそれほど多くないんじゃないだろうか?
「プロポーショナルフォントの方が速く読める」という事自体は、特に否定しようとは思わないが(人によるとも思うけど)、個人的に一点だけ譲れないのは、
・i(小文字のアイ)とj(小文字のジェイ)とl(小文字のエル)とI(大文字のアイ)と1(数字の1)
・O(大文字のオー)と0(数字のゼロ)
・()(小括弧)と{}(波括弧)と[](角括弧)
のそれぞれの組が、ちゃんと判別できる字形である事。
プログラムコードは「読み物」じゃないし。
文字が判別できなくてどうするのって思います。
固定幅だからって判別しやすい訳じゃないけど概ね配慮されてるものが多いと思う。
逆にプロポーショナルフォントはデザイン重視のためか判別できるものが非常に少ない。
リンク先で挙がっているLucida系なんて、思いっきり上の制限に引っ掛かる。
そういう意味では上記Zeeman氏の意見は全く受け入れられません。(^^;)
で、個人的には昔ながら固定幅に慣れてしまっている事もあって、今さらプロポーショナルに変えるメリットは見出せないけど、あくまで「字形が区別できる」のであれば、まぁどっちでもいいかなぁ?という気はします。