慣用句の誤用

 「げきを飛ばす」「姑息(こそく)」「ぶぜん」について、70%前後の人が本来の意味とは異なる意味で理解していることが29日、文化庁の日本語に関する世論調査で分かった。本来の表現ではない「的を得る」「押しも押されぬ」を誤って使っている人も半数を超え、慣用句などの誤用が広がっている。

 う、恥ずかしながら私も同じように解釈してましたよ。でも開き直る訳じゃないけど、誤解釈の方がしっくり来るよなぁ。(^^;)
 ちなみに「押しも押されぬ」は正しくは「押しも押されもせぬ」だけど、最近は前者を併記している辞書もあるらしい。「的を得る」も由来からすると間違いでは無いという見方もあったり、この辺は一時期賑わった「ら抜き言葉」なんかと同様、時代と共に変化する生きた言葉とでも言うべきものなのかも。

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