立体感の感じ方

ちょっと今日VR関連を話題にした記事を読んで思ったことがある。
3DCGのゲームなんかで良く「3D酔い」というのがあるが、自分は今までそういうのはほとんど感じた事が無い。
酷い人だとほんと普通の移動にともなう程度のカメラ移動でも酔っちゃうらしいけど、私の場合は相当激しい動きでも「ちょっとグルグルするかなぁ」程度で済んでしまう。
まぁゲームをプレイする分には有利に働くと思うんだけど、反面臨場感を感じにくいのかもしれないという気もする。
というのも、最近は映画でも3D(立体)映像が当たり前になってきていて、宣伝文句では観客の感想で「あの臨場感がスゴイ!」みたいなものがある訳だけど、どうも私自身は正直言ってそこまでの実感が得られていなかったりする。
まぁ3D採用当初の映画ではまだカメラワークとか効果的じゃなかったり、せいぜい観客に向かって飛び出す的な演出が多かったりとかで、以前はあまり気にしてなかったけど、こうやって一般的に3D映像に触れる人達が増えてきてる中、そうしてみると実は俺って三半規管とか空間認識に関する感覚が鈍いのか?と疑う気持ちも出てきたり。
むしろ映画スクリーン位大きければ通常の2D映像でもそれなりの空間を感じる事ができてる気がするのと、3D映像でも最初の内はある程度立体感を感じていても、映画自体に没頭し始めると2Dで見ている感覚とほとんど差を感じなくなってしまうような感じ?なので、もしかしたら心理的な作用も関係しているのかもしれない。
ただこれはとりあえず平面スクリーン上に再現される3D映像に関しての話で、過去にも何度か紹介している球状スクリーン上でのそれでは凄い臨場感を感じて感動できていたので、これから普及してきそうなゴーグル式装置でのVRのように没入感を得られる環境なら、楽しめるのかな?とは思ってというか期待している。
もしそれであまり臨場感を感じられなかったら非常に寂しいなぁ、とも懸念しているけれど・・・
ということでProject Morpheusのハードとソフト、早く市販レベルで出てこないかなぁという話。(^^;)

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